転職って様々な理由と不安から行動するのには勇気がいりますよね
この記事では転職に迷った時に行う、後悔しないための冷静な判断が出来る自己分析の方法をお伝えしたいと思います
- そのうち転職をしたいとは思っているけど、どうしたいのか自分でもよく分からない
- 今の会社にとどまるか転職するか迷っている
- 転職して後悔するようなことは絶対にしたくない
- 転職を視野に入れてはいるけど、決心がつかない
一日の半分は仕事
フルタイムで働く場合は、基本1日8時間労働ですよね
通勤時間や休憩時間、残業時間も入れると、1日12時間くらいは「仕事」に時間を費やしているのではないでしょうか？
1日の半分を占める仕事ですから、満足いく仕事をしたい思うのは当たり前ですよね
自己分析の重要性
- 今の会社を辞めたい
- 違う業種に転職をしたい
そういった声の裏には必ず不満がありますよね
（夢があって仕方なく退職する場合は除いて）
もちろん嫌な仕事を続けていては毎日ストレスだし、精神的にも疲れてしまいます
しかし一部の不満だけに目がいって転職をしてしまうと、後悔することもあります
例えば「給料が低いから転職したい」という考えだけだと、たとえ給料の高い会社に転職しても「給料は良くなったけどその分残業が多くて自由な時間がない。だったら前の仕事の方が良かった」となりかねません
そうならないため（後悔しないため）には、自分自身をもっと知る必要があるんです
人は思っている以上に自分のことを知らない
「自己分析なんかしなくたって自分のことくらい分かってるよ」と思う方もいるかもしれません
しかし自己分析をすることで、綺麗ごとでも何でもない本来の自分の意思が見えてくるんです
転職というワードはネガティブなイメージも付きまといますが、普通なことです
しかし何度も何度も転職を繰り返してしまうと自己嫌悪に陥ったり、せっかく「働きたい！」と思った仕事でも職歴が原因で不採用なんてこともザラです
後悔のない転職・後悔のない人生を送るために、ちょっと時間を割いてもいいと思いませんか？
自己分析のやり方
1.頭で思っていることを書き出す
頭の中では分かりきっている不満も、まずは一旦紙に書き出してみましょう
また「転職の決心がつかない」って人は、今の仕事に対してある程度満足のいっている部分もあるのではないでしょうか？
「そんなのない！不満だらけだ！」と思う方もいるかもしれませんが、何かしらあるはずです
例えば…
- 給料が良い
- 残業代が出る
- 会社の近くに美味しいお店が多い
- 同僚と仲が良い
- 社内に尊敬できる人がいる
- 家から近い
- 駅から近い
- 比較的規則がゆるい
- スーツを着用しなくていい
- 責任のある仕事ができる
など。
まずは、思いついたことを書き出すという作業をしてみてください
- 今の会社で満足しているところ(メリット)
- 今の会社で不満なところ(デメリット)
この「満足しているところ」と「不満なところ」は、業務以外のことも書くことがポイントです。
例として、アパレルショップに勤務している人を挙げてみます
- 家から30分で通える
- みんな仲が良い
- 福利厚生が整っている
- 商品を社割で買うことが出来る
- ずっとお洒落をしていられる
- 残業がない
- 立ちっぱなしなのがつらい
- 売り切れた服は店で着れない
- 引っ越しを伴う異動がある
- 基本、土日休めない
- ノルマがきつい
こんな感じで、書き出します
書いてみると意外に満足しているところが多かったり、不満なところが少なかったり山ほど出てきたりします
「書き出す」という行為をすることで、自分が今まで感じていた感情をはっきりと認識することが出来き、客観的に捉えることもできるようになります
2.不満なところを2つのグループに分ける
「自分は何に満足していて、何が不満なのか」しっかりと認識をしたら、今度は不満なところを2つに分けます
- その不満点は、自分の努力で解決出来る問題か
- その不満点は、自分の努力ではどうにもならない問題か
▼こんな感じ
- 給与が低い
→今は低いけど、マネージャーになれば満足いく暮らしができる - 基本、土日休めない
→他のスタッフに皆が順番に土日休めるように呼びかける - ノルマがきつい
→先輩はノルマ達成できてるから、コツを聞いてみるのもいいかも - 売り切れた服は店で着れない
→フリマアプリで売れるかも
- ずっと立ちっぱなしなのがつらい
→年々腰がつらくなってきてる
スニーカーは絶対にダメ - 引っ越しを伴う異動がある
→基本断ることは出来ない
新しい挑戦ができるが、地元で暮らしたい
意外と不満に思っていることでも、自分の努力次第でどうにかなることも結構ありますね
（職位で変動はあると思いますが）
努力をすればそれ以上の給料が貰える可能性も充分ありますが、上司だって努力をしてきたわけですから「上司や先輩は未来の自分の姿」と思って参考にしてみましょう
- マネージャーになれば満足いく給料が貰えるのであれば「自分の努力次第で解決できる問題」です
- マネージャーになっても満足いく給料は貰えないのは「自分の努力では解決できない問題」です
「ずっと立ちっぱなしがつらい」という問題も、マネージャーになれれば本部での仕事も増えてデスクワークも増えるかもしれませんね
3.最終的な分析
最終的には「満足しているところ」と「自分の努力ではどうにもならないこと」を天秤にかけます
（大切なのは、自分の努力次第で解決できる不満点は除くこと）
そしてこの一連の作業が終わった後には、きっと「どのように行動するか」があなた自身の中で見えてくるはずです
正解はありません
とりあえず書き出してみてください
心のモヤモヤが晴れれば、ごはんも美味しくなりますよ(^.^)/
