そんな人は「他人軸」で生きているのかもしれませんね
私も少し前までは思いやりと他人軸を履き違えており、苦しんだ経験がありますので今回記事にしました
- 自分の好きなものや嫌いなものをすぐに答えられない
- 人に流されやすい
- 自分に自信を持つことが出来なくて臆病
自分軸と他人軸
自分軸ってなに?
「自分軸のある人」というのは、ぶれない心を持っていて、自分の意見を持っていたり、自分の意思で行動する人です
比較的人間関係で悩むことも少なく、嫉妬や他人を避難することもありません
自分勝手とは違いますが、自己肯定感が強く、我が道を行きます
- 自分の評価は自分でする
- 自分の意思で行動する
- 裏表がない
- 自分の個性を受け入れている
- やりたいことがたくさんある
他人軸ってなに?
「他人軸の人」とは、他人に答えや評価を求める人です
他人に良い評価して貰えなかった時にめちゃくちゃ落ち込み、自信を無くします
もちろん自分軸の人だって落ち込みますが、「良いと思ったのに、何がダメだったのかな?」と、他人の評価はあくまで意見の一部としか捉えません
他人軸の人が何かを決定する時は、「自分がどうしたいか」よりも「他人はどう思うか」を無意識のうちに考え、それがあたかも自分の意思かのように錯覚します
他人軸で生き続けると、「自分は何をしたいのか」が驚くほど分からなくなってしまいます
- 八方美人
- 優劣をつけたがる
- 人の意見に流されやすい
- 自分に自信が無い
- 計算高い
- 人間関係に疲れやすい
- やりたいことがわからない
- 協調性がある
学校の通信簿も、就活の時の面接も、会社での面談も、みんな他人からの評価で成績が決まります
だから無意識に他人軸になっている人って多いんじゃないかなと思います
他人軸で生きてはいけない理由
他人軸は勝手に人に期待をする
他人軸の人は、「〜したら◯◯だから、△△する」という思考を持っています
例えば、
「プレゼントをあげたら喜ぶに違いないから、買おう!」
→喜ばれなかった時に「どうして喜ばないんだ!」という怒りの感情になる
一方で自分軸を持てるようになると、「〜したいから、△△する」という考えが出来るようになります
「プレゼントをあげたいから、買おう!」
→自分が好きでしたことなので、どういう反応でも怒りには繋がらない
他人軸は無責任
例えば友人のAさんと服屋に行ったとします
欲しいと思う服は、赤と白の2色展開だったので、友人Aさんにどっちの色が良いか聞いてみました
と言って、白の服を買いました
ところがその服を着た数日後、
なんてAさんに言ったらどうなりますか?
Aさんからすれば、「他人に意見を求めてきたのはあなたでしょ?!」と怒り沸騰です
『赤と白の服、どっちの色が良いと思う?』と聞くのがダメなわけではありません
むしろ、そんな他愛もない会話が楽しかったりもします
問題なのは、自分のことなのに他人に判断を委ねたこと
Aさんはどっちが良いと思うか聞かれたから、良いと思う方を答えただけです
自分軸を持つためには「白がいいんじゃない?」という他人の言葉を意見として受け入れ、最終的には自分の意思で決定する必要があります
他人軸の人は他人をも肩書きで判断する
自分軸の人は「個性」というものを理解しており、人と人とを比較しません
AさんとBさんが違うのはそれぞれの個性であり、比較のしようがないと分かっているからです
一方で他人軸の人は、年収や学歴、友達の数などで人の判断します
全く同じことを経験してきた人間なんて誰一人いないのに、優劣をつけたがるんです
けどそれも本人からしたら無意識なんですよね
NARUTOは自分軸を持っていた
NARUTOって読んだことありますか?
内容を知らない人からしたら、なんのこっちゃですが、孤独な少年が忍びの里の長になることを目指して成長していく漫画です
NARUTOは終始「みんなに認めてもらいたい」という気持ちを強く持っていて、最終的には夢であった火影になりました
なぜか?
NARUTOは他人に認めてもらうために、自分の意志に背く行動は一切しませんでした
「自分の言葉は曲げねぇ、それが俺の忍道だ」
常々そう言っていました
自分の正しいと思うことをやり通して、後から結果が付いてきている(評価されている)ので、NARUTOは自分軸であると言えます
強い意志と、行動力がみんなを認めさせたんです
もしNARUTOが他人軸で行動するようなキャラクターであったら、ただのお利口さん止まり
火影にはなっていなかったと思います
おわりに:自分軸を持つためには
もし今あなたが「他人軸」だとしても、自分軸になることは可能です
下記のことを実践してみてください
- ありのままの自分を認めてあげる
- 頭ではなく、心に語り掛ける
- 他人からどう評価されるかより、自分が正しいと思ったことを全うする
- 他人の声は参考程度に、自分の意志を見失なわない
他人軸で生きている人というのは、好き好んで他人軸で生きている訳では無いと思うんですよね
「気づいたら他人に評価を求めていた」なんじゃないかなと思います
そのことに気づけただけでも一歩前進なはずです