マンションにお住まいの方、脱走対策はしっかりされていますか?
私は保護猫を飼っていますが、元々は東京都のとある公園で暮らしていた猫です
ボランティアの方から保護猫を譲り受けた際に
「この子の兄弟は事故で亡くなっています。命を守るために保護したので、脱走には十分注意をして幸せにしてあげてくださいね」
と言われ、絶対に脱走させないように対策をしています
脱走対策は猫の命を守るために大切なことだと思うので、どういった対策があるのかなどをシェアしたと思います。
- 脱走対策ってそんなに重要?と思っている
- 脱走対策って何をしたらいいのかわからない
- マンションでの脱走対策って、どういう方法があるのか知りたい
マンション住まいの猫の脱走対策をする必要性
まずは、マンションでの脱走対策の必要性について3つ挙げます
落下の危険性
もし窓やベランダから愛猫が落下してしまったら・・・
考えただけでも恐ろしいですよね
窓を開けっ放しにしたまま外出することや、リード無しでベランダに出すことはとても危険です
また、ベランダを開けっ放しの状態で洗濯物を干すなども危険
「うちの猫は普段おとなしいから大丈夫」と思っていても、鳥がやってきたりとか好奇心を掻き立てることがあれば本能のままに外に飛び出してしまう可能性があります
3階以上の部屋から落下した場合は、死亡することだってあります
2階であっても脚を骨折するなど怪我をする恐れが充分にありますし、そのまま道路に飛び出してしまう可能性だってあります
隣の家へ行ってしまう可能性
マンションでよくあるのが、ベランダにある避難壁の下を潜って隣のお家に行ってしまうことです
猫は好奇心旺盛ですから、呼んでもそう簡単には帰ってきてくれません
大型のマンションとなれば隣へ隣へと進んでしまい、何件ものお宅に迷惑をかけてしまうこともあります
玄関から飛び出してしまう可能性
外出や帰宅の際、宅配業者など誰かが来た時に気をつけなくてはいけないのが、玄関からの脱走です
窓やベランダからの脱走に比べると連れ戻しやすいですが、そのままどこかへ行ってしまうこともあるので注意を払う必要があります
猫の脱走対策におすすめの方法
外は怖い場所だと教える
猫の知能指数は、人間で言うと2歳くらいと考えられています
「楽しいこと」と「怖いこと」の判別は出来る年齢ですよね
洗脳みたいで可哀想なんですが、まずは家の中は安心できる場所だということを感じてもらう必要があります
そして外に出ようとした際には、「外は怖い場所」だと教えます
教えるというのは、しっかり叱ると言うことです
きっと耳を横にして驚いた顔をするかもしれません
ですがこれを繰り返して、「外に出ようとすると怖いことが起きる」と認識させることは脱走させないためにとても大切。
叱るなんて可哀想だと思う方もいるかも知れませんが、”もしも”のことを考えたら必要なしつけだと思います
網戸にストッパーをつける
網戸は比較的軽い力でも開いてしまうので、猫でも爪を引っ掛けるなどすれば開けることが出来ます
それを防止するためには、網戸にストッパーをつけておくと安心です
▼こんなやつ
また、網戸を破って脱走してしまうことも考えられます
下の写真↓は我が家のベランダですが、網戸とドアの間に100円ショップで買った金網を結束バンドで留める簡易的な対策をしています
この扉を開けたまま外出することはありませんが、万が一網戸を破られてしまったとしても金網があるので安心です
風景が写ってしまうので写真は載せれませんが、出窓の片面にも同じように金網をつけています
脱走防止扉をつける
調べていたらなんと猫の脱走防止扉専門店がありました
その名も猫の脱走防止専門店【ねこ工房】のにゃんがーど
見た目、おしゃれじゃないですか?
猫だけでなく、犬や小さなお子さんがいる家庭にも良さそうです
家の中を自由に行き来させているお宅や、リビングから玄関までにかけてドアが無いお宅であれば、玄関前の「にゃんがーど」はとても重宝しそうですね
「壁に穴を開けたくない」という方や「うちは賃貸だから工事はできない」と思う方もいるかもしれませんが、「にゃんがーど」は天井と床を突っ張ることで固定する、釘などは一切使用しない設計なので安心です
ご自宅の天井の高さや通路幅に合わせや最適な扉を注文することができます
金額は49,800円〜とお高めですが、設置してから一ヶ月以内に一度でも突破するようなことがあれば全額返金の対応をしてくれます。これは嬉しい(*^^*)!
公式サイト:猫の脱走防止専門店【ねこ工房】
だけど脱走防止扉にそんなお金払うのはなぁ。と、ためらいがある場合は、手作りで脱走防止扉を作ることも可能です
見た目は「にゃんがーど」に劣ってはしまいますが、手作りだと予算5千円くらいで作れますよ
(5千円でもお釣りが来るかもしれません)
簡易的ではありますが、無いよりは合った方が良いかと思います!
万が一に備えて
万が一脱走してしまった場合に備えて、日頃から首輪を着けておくことも大切です
首輪に連絡先を書いておけば、誰かが連絡してくれるかもしれませんし、特徴にもなります
他にも、マイクロチップを埋め込むという方法もあります
意外と体への負担はないようです
マイクロチップであれば首輪が取れてしまっても大丈夫ですね
▼下記の記事がわかりやすかったです
【迷子猫・迷子犬対策】マイクロチップ装着のメリットと費用
▼また、脱走によりケガをしてしまった際もペット保険に加入していれば治療費も安心です
大切なペットの保険選びは保険スクエアbang!/ペット保険
以上、猫の脱走防止対策についてでした
小さな命を守れるように、少しでも参考になれば嬉しいです
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おしまい!